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田植えが終って -タの言霊の大切さ-

6月も余すところ2日となりました。
田植えの季節も終わり、全国各地の田んぼの苗も育っていることでしょう。
今年は一回だけ、田植えのお手伝いができました。
これから草取りの作業があるほかは、稲自体に宿る力の発揮により、数ヶ月後に実るのを楽しみに待つばかりですね。
食卓にのぼるご飯がどんな苦労や過程を経てできてくるのかということを想像できるかどうかということが、とても大切ではないかという気がします。

何しろ一粒の籾が、千倍にも万倍にもなってゆくのはすごい生命力ですよね。
日本の気候はお米を作るのに適しているということが、どれほどありがたいことだったか。
後継者不足から休耕田が増えてゆくとしたら、残念なことです。
田んぼはお米の生産の場だけではなく、日本人の心をいやしてくれる風景でもありますから。
そして、いろいろな生物が生きる場でもありました。
近代農業では圃場(ほじょう)に草を生やすのは最もいけないことだとして、積極的に除草剤が使われてきましたが、近頃では除草剤も化学肥料も農薬も不使用の農法で米作りをする人たちが農家以外から現れてきています。
不耕起栽培も行われるようになりつつあるようですが、生き物が育たなくなった田んぼがこうして蘇生してゆくのは望ましいことだと思います。

それには、それだけ自然をよく知り、自然と対話してゆくということが欠かせなくなるといえます。

ところで、言霊の知恵からは、私たちを取り巻く自然について、ずいぶん教えられるところがあります。

田の言霊は、「水中の火の霊」であるタから、水をたたえている田に天から火が降りてきて、水の中に火が入ることにより、種籾が芽を出し、稲が育つということを教えてくれます。
これは、父の一滴の火が母の胎内の水中に垂れるといわれます。

稲という字を当てるイ子(ね)の言霊は、息のイと、根の子から成ります。
つまり、イネは息根なのです。
この息は、水と火とから成ります。水がイ、火がキ。入る息と出る息でもあります。陰陽でもあります。
これらがくみあって、調和したときの力が、ムスビの力となります。

そして、タは万物の種子をつかさどる言霊でもあり、一から百千の数をなすというのがその本質です。

タネの言霊は、タは正しい、子は根と分解できます。
正しいとは、「タダ」は「タタ」で、タが二つ並ぶこと。そして、調和すること。合うことです。
タは霊とか魂という言霊でもありますから、みたまが二つ並び、ぴったりと合うこと。それが「正しい」です。

だから、タネとは、正しい息の根ということになります。

山口志道は、『水穂伝』の中で、「君臣と云うも、乃至夫婦朋友と云うも、霊と霊と合わざれば、君臣其の君を欺き、子其の父を欺く等の如し」」といっています。

絶妙のバランスや和合から生まれるものこそが本当の平和であり、いのちの創造を可能にするものなのだということを暗示して、考えさせられる言霊の法則です。
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