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インヤンダンスに参加して

 江ノ島(かながわ女性センター)で開催されたインヤンダンスに参加したのは5月下旬。もう1ヵ月以上にもなる。

 何よりも心に刻まれている印象。それは、その場にみちている特別な雰囲気だった。エナジーといってもいいし、波動といってもいい。

 それは、そこに参加する人をケアし、サポートすることにあらかじめ意識がおかれ、そのようにデザインされ、ととのえられ、調整された場に特有のエナジーであるといえよう。

 正面の壁に掛けられた、チベットを思わせる風景を模したネイティブなタペストリー、ワークショップの広いスペースと更衣室の出入口とを仕切る、しゃれた装飾をあしらったのれんといったものにも、主催者の場づくりにたいする愛が感じられたし、スポットライトを多用した柔らかで適度な光量の間接照明は、参加者が自分の内側に入りやすいスペースを与えてくれ効果をもたらした。

 お陰で時間も忘れるほどに終始集中し、安心して取り組むことができた。

 もちろん、場のエナジーを生みだしているのは、そうした目に見える環境の工夫や趣向ばかりではなかったろう。
ワークショップをリードし、ファシリテートしてくれたタバーン&リーナの放つラブリーでフレンドリーな雰囲気が、その場にいる僕たちの呼吸を楽にしてくれ、くつろぎや笑いといったものが自然と起こりやすくもしてくれていた。

 バランスよく構成されたプログラムは全体と部分を巧みに連関させてあり、終りまで興味を持続させつつトータルに参加できたのも、彼らの瞑想性と豊かな経験に負うところが大きいのではないか。

 タバーンによるガイド瞑想では、ゆったりとしたリズムの耳に心地よい声の響きもよかったし、夢や先住民の文化にまつわるシャーマニックな知識や情報も交えての明快なトークからは、沖縄に生まれ育ち暮らしてきた彼がいかにそうした先達の叡智をリスペクトをもって受け継いできた人であるか、そのバックボーンに触れた気もした。

 ワークショップの中での学びは、僕の場合にはマインドには何ひとつ痕跡を残していない。それでも敢えて追憶の糸を手繰り寄せるなら、ペアワークでパートナーと向き合って動きを合わせながら互いに離れてゆき、そしてまた再び近づいてゆくということを繰り返すあいだじゅう、つながりの感覚だけをキープし続けるということを体験したのが、まさに合氣道そのものだと感じたということがある。

 それは、このワークのタイトル中のインヤンつまり陰と陽との和合という本質的なテーマに関わる。日常においても、物の受け渡しの際や会話の際にも息を合わせる、アイコンタクトするというシーンに出会う。別れる瞬間でも遠く離れるにしたがい相手の姿が小さくなって終いには消えてしまうまで手を振っているといったことは起きる。
 出入、与えることと受け取ること、陰陽のバランス、吸う息吐く息のリズム。言霊の基本には陰陽の與み搦むところに万象の生成がある。それがダンスを通して体得できる。そして或る時、それを忘れてしまっている。会話の行き違いからぎくしゃくした関係性まで。

 私達現代人は、あまりにも頭にエナジーが行くことで、調和の感覚から切り離されてしまったのだ。インヤンダンスのムーヴメントに身をゆだねるうちにいつしかそれを取り戻させてくれる。そこでの場のエナジー、波動、共鳴磁場といったものが、日常の生活の中でキープできれば、それが一番ではある。が、たいていの人にとってそれも難しいかもしれない。

 おそらくはカラダを通じて細胞が経験したことが、いつかふとした瞬間によみがえるにちがいない。

 そうしたことよりもむしろ、のびのびとカラダを動かし、部屋じゅうに広がるエナジーの竜巻とひとつになり、お昼のお弁当時には潮風と太陽の光を心地よく肌に受けながら屋外の海浜植物と対話し、ブレイクタイムと夕食時に参加者のラジーバやナイーナも交えて楽しい語らいのひとときを過ごすなかで充実した時間を楽しみ、最後はハート一杯のハグで皆と別れる体験を通じて受け取ったグッドバイブレーションの豊かな味わい自体が、今回の思いがけない大きなギフトだったように思える。

 参加できてほんとうによかった。主催者のお二人、そして参加者の方々に心よりありがとう。

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